こんにちは。
社会保険労務士の福井です。
さて、マイナポータルから国民年金の取得手続きが出来るようになったお話。
令和4年5月11日にリリースされたとデジタル庁のHPに上がっています。
https://www.digital.go.jp/policies/myna_portal/
- 資格取得、喪失の手続き
- 保険料免除、納付猶予の申請
- 学生納付特例の申請
ができるようになりました。
取得・喪失が便利と思いますが、同時に国民健康保険の手続きが必要な場合は市役所に行かないとダメなので窓口でも変わらないかな。学生納付特例は健康保険と連動しないから窓口行かなくて済むのは楽♪。件数は多くありませんが。子育て世代には便利。
マイナンバー制度開始からいろいろ手続きが電子化されてきました。やはり移動時間が節約されるので多少申請に戸惑っても時間的には短縮できると思います。
国主導の手続きはここにきて急ピッチで申請電子化が進んでます。DXはデータ化の先にあるものだから政府の必死さが伝わってきます。
ただ、地方公共団体管轄はなかなか進まない印象です。介護事業者や保育事業者の届けはまだまだ紙。ようやくメール受付くらい。デジタル人材不足も当面の課題。就労世代は市役所をあまり利用しないですが、地方公共団体だけデジタル化が遅れて良いわけではありません。総務省も地方公共団体の情報システムの標準化・共通化を提言しているのでこれから変わっていくのでしょう。新しい会社に就職した際の国民健康保険の喪失手続きだけでも先にできるようになるとありがたいですね。
ついでに健保組合も電子申請できるとありがたいな~
https://www.fukuisr-office.jp/