こんにちは。
社会保険労務士の福井です。
マイナンバー、会社実務的には浸透しましたね。前段の住民基本台帳カードは、メリットが
まったく見いだせずに利用が進まなかったのと比較すると大違いです。やってる事同じなんだからもう少しやりようがあったのでは? て思いますが。
さて、このマイナンバー。今は入退職と年末調整くらいしか関係ないように感じますが、これから利便性向上と処理効率向上のため、マイナポータルと言われる個人の登録情報を利用した確定申告や保険証利用が予定されています。
↓ 今回はやる気が違う!
さらには、入退職をマイナポータルと紐付けることで、マイナポータルが履歴書のような役割を持つ個人情報の高度な一元化が行われます。職安の被保険者番号が必要なくなるような…
年末調整のマイナポータルを利用した生命保険料控除証明書の電子化は昨年の年末調整から可能でした。従業員の意思と会社側の意思が合わさらないと実行出来ない(従業員がマイナポータル連携するか保険会社からダウンロードする、会社は対応ソフトが必要)ので、まだ採用している会社は少ないのではないかと思います。調べたら自分が加入している保険会社が対応してなかった(涙)くらいなので制度としてはこれからですね。
健康保険の保険証の利用開始予定が2021年3月から、薬剤情報・医療費情報が2021年10月(予定)からの閲覧が可能に。さらに2021年分所得税の確定申告から、医療費控除の手続きで、マイナポータルを通じて医療費情報を自動入力することが可能になる予定。続々と政府の進めるDXが予定されています。
ようやくテレワーク始めるのに、次から次へとやること一杯です。来年、保険料控除のマイナポータルやってみよ。取り残されないように頑張りまっす!
https://www.fukuisr-office.jp/