スズバチ(たぶん)の巣を解体してみました。

こんにちは。

社会保険労務士の福井です。

 

今回は夏の自由研究素材に使えそうなテーマです。

ただ長女はコロナのせいか自由研究なし。次女はもうテーマが決まっている様子。

なので来年用(?)にアーカイブしておきます。

 

ことの始まりは家の周りを片付けていたところ、家の北側の壁(住宅の間で日が当たりません)に突然土のコブの発生を確認したためです。

 

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な、なんだこりやぁ(松田優作な感じに)

 

今まで見た事がないので正直焦りました。

"そうだ!こんな時のために昆虫診断アプリがあるんだ(ピクチャーインセクトというアプリです。"

 

巣の写真をパチリ

待つこと10秒ほど(意外と時間がかかります。しかも外国製っぽく、待たせておいて外国の昆虫を案内されます)でアメリカジガバチと判定。お、まともな返答。巣の写真でも判断してくれるのね。ネット情報によるとアメリカジガバチは日本に帰化して普通に繁殖しているらしい。でも巣の形状がちと違う。いろいろ調べた結果スズバチであろうと思っています。

 

ここから一人では怖くなったので昆虫大好き長女を呼ぶ。さすがです。巣を見ても恐怖におののきません。駆除&自由研究の始まりです。念の為、上下長袖長ズボンを履き軍手つけて処理にあたりました。

ちなみに巣を駆除したあとに戻ってきたと思われる親バチはこちら。アシナガバチっぽい。でも考えてみたら既に蛹になっている巣に戻ってくるものだろうか? という疑問はあります。

道具は普通のマイナスドライバーとその辺の石(ハンマーの代わり)を使いました。

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 長女に親バチが戻ってきたときの見張りを頼み周りから解体を試みます。

一枚剥がしたのがこちら

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しかし、解体して思いました。

自然ってすごい!! 

 親バチ一匹でこの造形物を作っちゃうんだよね。

 

感慨に浸るまもなく(なにせ親バチが時々現れていたもので)さらに剥がしてみるとどうやら蛹が2匹入っていることがわかりました。下の写真の中心の繭と落ちそうになっている塊がもう一つの繭です。2つの繭の間にあるつぶつぶは幼虫の糞がまとまっているようです。最初蜘蛛が入っているのかと思いドキドキしました。

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繭を破るとこうなる。

もう一つの繭は写っている蛹の下に位置していました。

既に蛹になっているので餌になる昆虫類は食べられて跡形もなくなっています。

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 で最後に取り出した蛹と繭がこんな感じ

動いていたのですが動画があげられないのが残念です。

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長女(5年生)の手と、普通サイズの輪ゴムで比べると大きさがわかりやすいです。

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 以上になります。

 

このあとホントなら羽化して巣に穴を開けて飛び立つんだろう。どうやって穴を開けるんだ?

 

しかしまとめてみると自由研究には物足りないか・・・

 

個人的にはなんの餌が入っていたのか見てみたかったな〜