業務改善のヒント① 〜完璧は目指さない〜

こんにちは。

 

社会保険労務士の福井です。

 

土日にルンバを動かした際に感じたこと。

 

毎週末にルンバが頑張っています。

寝室の場合湿度とほこりの兼ね合いで四隅に堆積物ができるようで跡が残るんですよね・・・ とても写真が見せられない(-_-;)

 

掃除できていない部屋の四隅は完璧を目指そうとすると、自身の手で床拭きをしないといけません。でもまあ足の裏に砂・ほこりがつかなければOKと思っているのでそこで十分かな(A型だけど気にしません)。ルンバ頑張ってるし♪ 完璧は無理だな・・

 

ん?

 

そうか、

業務の進め方も同じですね。

 

完璧を目指すと業務に時間がかかります。後工程がある場合は尚更です。

 

 

 

 

完璧の目処が立つまで後工程の連絡止めてる方いませんか?

 

 

工程は7割くらいの完成度で目処を立て連絡しましょう。また、手に余るようだったら周りの協力を仰ぎましょう(日本人はこれが苦手かも)。

後工程がお客様の場合は、「なかなか連絡こないな~」と印象が悪くなってしまう可能性もあります。

業務は完璧を目指すと飛躍的に時間がかかるようになります。状況に応じ完璧とそこそこを使い分けるのがベストだと思います(自分で判断できないことも多いですが)。

 

ウィンドウズ等のOSはある程度の完成度でリリースしてウィンドウズアップデートで補完しています(さすがに7割でないと思いますが)。

2:6:2の法則や、機械は7割のキャパで使えなど、感覚的には70点を目指して進めつつ 、それ以上は時間をかけて良いかを会社として再検討すると柔軟に対応できます。そう考えると下の材料力学で必ず習う応力ひずみ線図の降伏点までの柔軟性(縦軸に「この間が柔軟性が高い」と記載した部分)がこれからの働き方と共通性がある気がしてきます。完璧を目指すと最大荷重になりがちです。最大荷重まで働いちゃダメ。

 

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これから人口減少の局面、労働生産性の向上と従業員の労働環境の向上はともに待ったなしです。 従業員に選ばれる会社を目指して改善をしていきましょう。 

 

 

 

東京都羽村市社会保険労務士やってます♪

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